本文へスキップ
公益社団法人 京都労働基準協会 京都下支部
http://www.kyoukiren.or.jp/hp/shimo.htm


各部会研修のご紹介


平成30年度 各部会活動のご案内 

金属機械・電器部会

     
  
 平成30年11月7日(水)、金属機械部会・電器部会合同研修会が開催されました。
 今回は、ブリヂストンの国内工場では最大の敷地面積(656,000㎡)を誇る工場で、中部・関西
エリアの各自動車メーカーの新車(乗用車・小型トラック用)に装着されるラジアルタイアを製造
されている彦根工場へ見学に行きました。
 ブリヂストンの前身である石橋家の家業は、福岡県久留米市でシャツやズボン下・足袋などを作
る仕立物業で、1906年に創業者の石橋正二郎氏(1889年〔明治22年〕生)が17歳の時に兄と共に
家業を引き継いだ後、「足袋」を専業化され底に滑り止めのゴムを貼った「貼り付け式ゴム底足袋
(地下足袋)」を製造されたのが、ゴム製品取扱いの初めだったという事を知りました。
 彦根工場の従業員数は、1,634名で1日に53,000本ものラジアルタイヤを24時間操業で生産され
ており、グループ中トップの生産量とのことでした。そして世界のタイヤ市場ではミシュランの
14.0%を抜き、14.5%と2008年からシェア№1を継続しているとの説明がありました。
 安全衛生活動は、ブリヂストン全社(グループ・グローバル)の安全活動に向けて、安全宣言
「安全はすべてに優先する」を全ての基盤とし、4つの共通安全規定項目を定め活動を推進されま
した。その項目とは、①3S(安全職場づくり)②KY(KYできる安全人づくり)③RA(低リスク
な職場をつくり)④安全ルール(遵守基準を明確化し、重篤災害をゼロにする)で、3S活動では17
項目のチェックリストを用いて管理され、KY活動は5人1組でトレーニングされているようでした。
そして、安全・安心な職場作りを目指して、災害ZD活動にも熱心に取り組まれていました。また、
社員食堂が従業員数に比べて極端に小さかったので疑問に思っていましたが、現場毎にお弁当を届
けられているとのことでした。そして、環境面での社会貢献活動として、「ブリヂストンびわ湖命
(いのち)の水プロジェクト」を立ち上げられ、工場近隣の小川で自然観察会を開催される等、様
々な支援活動を推進されていました。また、その他社会貢献の一助として、傷害者の就労支援を目
的とした「働き教育センター彦根」を設置するにあたり、敷地内建屋の一部を改修して提供される
と共に、今までに19名の卒業生を雇用されたとのことでした。
 そして、帰り道にブリヂストン彦根工場の近くにあるキリンビール滋賀工場に立ち寄り、「午後
の紅茶」の製造ラインを見学した後、帰路に着きました。

     

 

運輸倉庫・タクシー部会

   

 平成30年10月5日、京都駅八条口バス乗り場に集合し、タクシー部会・運輸倉庫部会の合同研修会が
開催されました。

 今回は、国内における工具の製造販売数が№1の【KTC】京都機械工具株式会社の本社(久御山工場)
で、ハンドツールの製造工程と最高級プロ用ツールの「ネプロス」のはじめ、汎用ツールや専用ツール
などを約3,000点が展示されている「ものづくり技術館」を見学しました。
 KTCの創立は、1950(S25)年8月2日で当時の工場は、現在のイオンモールKYOTO(京都駅八条口)
の向かい側にあり、そこでトヨタ自動車に採用された搭載工具を生産されていました。ハンドツールの
製造(鍛造)工程では、鋼材を工具のサイズに合わせてカットしたものを
熱間鍛造や温間鍛造冷間
鍛造により成形されていました。その中でも約1000℃の熱間鍛造で工具の形にプレスしたものは、
金属を溶かし型に流し込む鋳造方式よりも、強さが望めるとの事でした。
 次にものづくり技術館では、創立50周年を見据え情報の発信拠点として2003年にオープンされ、7
月現在での延べ来館者数は60,245名で、トップブランドの「ネプロス」は、KTCの枠を集めた最高傑作
で、世界最高の品質を実現されているとの事でした。取り扱われている製品としては、主にプロメカニ
ック用の汎用工具をはじめ、車載用さらには自動車整備用の特殊・専用工具などで、ショーケースには
観賞用として制作されたと思われる蒔絵を施した高価そうなラチェットハンドルも展示されていました。
 そして、帰り道にはアサヒビール吹田工場に立ち寄り、自動化が進んだ缶ビールの製造ラインを見学
した後、帰路につきました。

 
   

一般・商業部会

   

 平成30年10月23日(火)の午後1時、竹田駅北改札口に集合し、一般部会の部会長会社である宝酒造
株式会社のご厚意により、普段は一般公開されていない『伏見工場』ならびに宝ホールディングス『歴
史記念館』で見学研修をさせていただきました

 伏見工場では工場長自ら清酒の松竹梅等を製造している工程を特別にご案内していただきました。
生産ラインでは自動化が進んでおり、衛生管理面に於いても徹底した管理がされている印象を受けまし
た。そして、安全衛生活動では、春と秋に朝の「あいさつキャンペーン」を15年に渡り継続されている
事や職長教育では2013年から社内でRSTトレーナーの資格取得、今まで述べ55名の社員に教育をされ
新入社員教育や雇入れ時の教育についても、2018年度実績として29名に教育されたとの事でした。
 次にタクシー乗合、丹波橋駅近くにある歴史記念館に移動しました。
 この施設はホールディングスの会社創立30周年事業として、創業からの歴史や経営戦略を国内外のグ
ループ社員と共有し、更なる事業成長と企業価値向上を目指す一体感ある風土を醸成し、グループの発
展を担う人材を育成するための研修施設として、会社創業の地(伏見区竹中町)に設置されたとのこと
でした。
 1階エントランス正面には、四方卯三郎(初代社長)と大宮庫吉(3代・5代社長)の胸像が置かれ、
その間には、四方卯三郎から大宮庫吉に宛てた手紙が展示されていました。
 そして、シースルーのエレベーターで2階に上がりましたが、壁面の下から上まで石原裕次郎をはじめ
とした多数の宣伝ポスターが壁一面を覆い尽くしてあり、興味深く見ることができました。
 2階の展示コーナーでは、館長自らパネル1枚ずつ、会社創立の原点「創業は江戸時代後期の1842年
(天保13年)」から、現在の事業全体に至るまで、熱い思いを込めた口調で、約1時間に渡りご説明いた
だきました。この中でも特に興味深かったのが、タカラビール等の事業失敗事例を後世に残し、同じ失
敗を繰り返さず、チャレンジ精神を失わないようにするため、失敗事例を研修プログラムに取り入れら
れている事でした。
 もう一つは、関東大震災の際に得意先の早期営業再開を願い、伏見在庫品をすべて東京に送り、一軒
一軒を激励して回ったことで、関東全域から大きな信頼と信用を得て、以後の事業拡大につながったと
いうお話でした。そして、最後に歴史的価値があるような貴重な資料が展示されている特別展示室もご
案内いただきました。ご説明が終わった途端、今まで以上に宝酒造のファンになりました。今回の参加
者メンバーだけでなく、宝酒造(松竹梅・澪など)のファンを一人でも多く増やすためにも、一般公開
される日を期待しています。

      

 

化学紙印刷・建設部会

     

 平成30年11月16日(金)に化学紙印刷・建設部会合同研修会が開催され、今回は昨年で創業100周年
を迎えられた株式会社クボタ阪神工場の武庫川事業所を訪問し、事業所の安全衛生活動についてお話を
お伺いすると共に、鋳鉄管(水道管)の製造工程を見学しました。
 クボタと言えば、トラクターや耕うん機などの農業用機械を想像しますが、実は1890年(明治23年)に
小保田権四郎という人物が、鋳物メーカーとして創業された後、水道鉄管の量産化に成功され、それが
現在の基盤になったそうです。
 工場の敷地に入ってまず初めに目に飛び込んできたのは、鉄を溶かすための施設である巨大なキュポ
ラの全貌で、工場全体が要塞のようで凄かったです。
 また、安全衛生活動では5Sを中心に、87名の班長が5S管理エリアを決めた後、作業者の担当エリアを
決め組織的に活動されていました。見学の際にもここが鋳造工場だとは思えないぐらい、粉じんが見当
たらない綺麗な床だったので驚きました。この状態を維持していくには、従業員一人一人の5Sに対する
意識が本当に高くないと維持出来ないなという印象を受けました。そして安全パトロールでの好事例な
どがあれば、構内の掲示板ではめずらしい動画コーナーでその内容を配信されると共に、各部門の取組
みの進捗が一目でわかるよう見える化による啓発活動も推進されており、工場現場とスタッフ部門が一
体となった活動になっている事を肌で感じる事が出来ました。
 そして次に製造工程では、口径75~2600ミリの鋳鉄管(直管)等が生産されており、高温に熱し
た円筒形の特殊鋼製金枠を回転させながら、遠心力の作用で内面に珪藻土を薄く均一に吹き付け後に、
溶鉄を流し込んで鉄管が鋳造されていく工程を見学する事ができました。溶けた鉄が火花を散らしなが
高速回転している金枠の内側に遠心力で張り付き、管が作られている光景は「すごい!」の一言でし
た。

 そして、帰り道には白鹿記念酒造館と酒造館(秋季特別展開催)に立ち寄り、お酒が出来るまでの工
程を勉強すると共に、平成7年の阪神・淡路大震災の際に双子蔵などが倒壊した時の貴重な資料を拝見
することができました。

     

  


各部会の座学研修には所属以外の部会研修にもご参加いただけるようになりました。
 ただし、研修後の情報交換会にご参加いただく場合には実費ご負担いただくこととなります。


ご 紹 介
入会案内
講習案内
TOPICS業種別部会研修
DVD貸出し
ア ク セ ス
  
 当ホームページのQRコードが
 出来ました!

リンク先↓

京都労働局
(公社)京都労働基準協会
(公社)京都労働基準協会    京 都 上 支 部
(公社)京都労働基準協会    京 都 南 支 部

(公・社)京都労働基準協会 京都下支部厚生労働省人事労務マガジン
 登録はこちらから 

http://merumaga.mhlw.go.jp/

〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター4階 
TEL 075-353-3523
FAX 075-353-3530

Mail 
shimo-jimu@kyoukiren.or.jp

topics.htmlへのリンク